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カルチャースペース  そのコンセプトとは?

☆カルチャースペースとはどういうところか?

「カルチャースクール」 [カルチャーセンター]という言葉は一般的ですが、”カルチャースペース”というのはある程度、想像はつくものの一般的ではありません。 改めて私たちの考えをここに整理してみます。


3つの機能としての場

  1. カルチャーレッスン
    バレエやダンス、フラワーアレンジメントなどのお稽古事
  2. レンタルスペース
    イベントやパーティー、セミナー、ミーティングなど仲間うちでの集まりやプライベート利用
  3. コミュニティースペース
    おしゃべりをして人と人のつながりが生まれる場

オリーブにはスタジオ教室待合スペースがございますが、習い事という学びや趣味を愉しむ場でありつつ、人と人との交流やコミュニケーションからも学びや愉しみが生まれる場にもなることを期待して、一般的な「カルチャースクール」という語ではなく、あえて『カルチャースペース』という言い方を採用しています。


コンセプト: 『好き』をベースに楽しく生きる力・学ぶ力を身につける場

カルチャーの語源は Cultivate[土をたがやす] 。 そこから転じて、文化・教養という意味で用いられています。農作物を育てて、豊かな実りを収穫するために、豊饒な土が欠かせないのと同様に、私たちが豊かな人生を刈り取るために欠かせないものは 『あなたの土壌』 なのです。 カルチャーは実利的ではなく道楽に過ぎないという痩せた意見をいう人間もいます。モノ・金・権威、目に見える経済的発展にしか価値を見ない人間もいます。しかし、あなたの人生は彼らの人生ではなくあなたの人生です。あなたが人生から収穫したいものに合わせて、それを可能にする方法を学び続けなければなりません。嫌なことは続けれませんので、他人に価値観を混乱させられず、自分にとっての安定と発展をもたらす”環境”はどういうものかについて考え続けなければなりません。


☆3番目の居場所(サードプレイス)としてのカルチャースペース

社会学者オルテンバーグが人が社会性を維持して生きていくためには、『社会的に交流する居場所』が必要と指摘しています。社会性とは、多様性と言い換えてもいいと思います。さまざまな価値が共存している状態でなければ人間社会の健全性は保てません。単一な思考、排他的な思考が常に社会を不安定にしてきたことは歴史が何度も何度も証明しています。 違う価値観、違った考えにも耳を傾けることができる柔軟な知性が必要なのです。 人間社会の健全性と難しい言い方をしましたが、人のしあわせ・人のハッピーのことです。 しあわせ・ハッピーな人生を目指すためには、好きな価値をベースに自分の居場所を持っておく必要がある、これがオルテンバーグの社会論です。ただし、3番目です。あくまで3番目の場。第1はまず家庭。第2は学校・職場です。


☆オリーブで公共性・社会性、 知性をはぐくむ!

オリーブは、いわゆるカルチャースクールでも、レンタルスペースでも、コミュニティースペースでもなく、ひとびとの3番目の居場所としての文化教養の拠点[カルチャースペース]に育てあげたいと考えています。

趣味・まなび x おしゃべり・交流  ⇒ カルチャースペース

オリーブは、社会性(多様性)を大切に考えます。つまり、人は社会の圧力に息苦しい思いをするのではなく、自分の価値観の上に人生を築いていくことが大事だと思います。そして、自分の価値感にフィットした自分の居場所を持つことは必要です。オリーブをそういう場にしたい。

そして、多様な価値観が大切であるということの真の意味は、多様な価値観を吸収できる知性を育てることが大切だということです。異質・未知・不快なものに対してもどうにかこうにか耳を傾けることができる態度・マナーです。これが健全な社会を維持するのに必要な公共性・社会性ですし、自分自身も自分の価値感をベースに自由に生きていくことが許される必要条件です。


☆オリーブでの6つのご利用ルール

オリーブでは、バレエのレッスンをしているスタジオの横で、子供がそろばんを習っていたり、同時にいろいろな習い事が行われています。待合スペースは共有スペースですので、次のレッスンを待つ人、終わっておしゃべりしている人などいろんな人が利用します。自分のグループだけが利用しているのではないごった煮の場(多様性ある場)です。自分たち以外の人にも迷惑をかけないということは、相手のことを尊重すること、そこまでは至らないかもしれませんが、相手の気分を害さないということが人が社会で生きていくうえでも最も大切なマナーの一つだと考えます。そこでオリーブでは次の6つのルールを設け、待合スペースに掲示しています。

  1. あいさつをしよう
  2. 掃除・片付けをしよう
  3. 時間を守ろう
  4. ものを大切にしよう
  5. 大声・ドタバタ・待合スペースでの着替えはNG
  6. 小さなボランティアをしよう

どれもこれも小学1年生で教わるようなことばかりですし、江戸時代の寺子屋ってこんな感じだったのかなぁ〜 と想像し、オリーブは現代の寺子屋でもいいか! なんて思ったりもしています。